ChromeCastのメリット7つをまとめてみた
Google製のメディアストリーミング端末である「ChromeCast(クロームキャスト)」。
そのメリットは数多い。以下にまとめたので見てみよう。
目次
メリット1:数多くの動画配信サービスに対応
対応サービスが多いことがChromeCastのメリット。当サイトで紹介しているdTVやhuluにももちろん対応しており、テレビの大画面で映画やドラマ、アニメなどを観ることができるのは非常に魅力的だ。
Google製ということで、YouTubeのユーザー投稿動画やGoogle Playムービーにもしっかり対応している。家族みんなで面白い動画を探して、画面に映してわいわい楽しもう。
メリット2:サイズがコンパクト
ちょっと大きめのUSBメモリぐらいの大きさ。テレビのHDMI端子に直接差して使うことができる。なにより場所を取らないのはうれしい。たいていはテレビの裏側におさまるだろうから、デザインを壊すことも少ないだろう。
ちなみにChromeCastへの給電はコンセントか、またはテレビのUSBポートにUSBケーブルを使ってつなぐことで行う。
メリット3:端末がリモコンに
使っているスマートフォンやタブレット、パソコンがそのままリモコンになり、動画の再生・停止・早送り・巻き戻し、そして音量調節といった操作を行うことができる。使い慣れた端末で、使いやすいユーザーインターフェースでスムーズに操作が可能だ。
キャスト中であっても、動画の操作以外のことができなくなる…ということは無い。キャスト中の通信は端末を経由せずChromeCast側で行われるため、端末は別の操作ができるようになっている。メールやTwitterなども送受信できるから安心。
メリット4:画面のミラーリングにも対応
Androidのスマートフォンやタブレットの画面をテレビに映し出す、ミラーリングにも2014年7月のアップデートで対応した。待望の機能だっただけあって、とても好評なポイントとなっている。
パソコンでも、Chromeブラウザの画面ならミラーリングができる。ChromeブラウザにChromeCast拡張をインストールすることで利用可能になる。
表示に遅延は多少ある模様だが、画質は悪くなさそう。また一部の動画再生アプリ(WOWOWオンラインなど)は著作権の関係のためか、ミラーリングできないようだ。
家族と一緒にブラウザで何かを検索して探したり、地図やストリートビューを大勢で眺めたり、友人と一緒にゲームをするときにゲーム画面をテレビに映す、など使い方は無限大だ。仕事でプレゼンにも使えそう。
メリット5:キャストしていない時は画像を表示
キャストしていない時にもChromeCastの出番はある。アートワークや手持ちの写真、衛星画像などを表示する機能もついているのだ。
何気ない機能だが、部屋の雰囲気を明るく変えてくれる、気の利いた機能と言えよう。
メリット6:SDK(Software Development Kit)が一般公開
これは、プログラマーなど開発者の方には見逃せないポイントだろう。SDKを用いることで、ChromeCastに対応したアプリやウェブサイトを自由に作成することができる。
Androidはもちろん、iOS、それにパソコンのChromeブラウザ用が用意されている。
これを使った全く新しいサービスの開発に挑戦するのも良いだろう。あるいは、自分で制作したアプリがすでにある方は、この機会にChromeCastに対応してみてはいかがだろうか。
メリット7:お手頃な価格
価格は4,200円(税込4,536円)。その機能と利便性の割には比較的安い価格だと思う。
家電量販店の他、Amazonでも販売されている。ちなみにAmazonではオーディオカテゴリで「ベストセラー1位」に輝いた。
ChromeCastは動画の視聴だけでなく、スマホ/タブレット/パソコンの利用にも新しい体験をもたらしてくれる、素晴らしい製品となっているから、その便利さをぜひ体験してみよう。